久しぶりに数回通ったレンタルビデオ屋ですが、棚はエンタメ作品ばかりで、早くも借りたい邦画がなくなってしまいました。どうしてこんなに借りたい作品がないのだろうと考え、たぶん私は「文学的」なものを求めているのだなと思いました。
私流の「文学的」の定義は、「人間的真実を描いたもの」。ストーリーではありません。じゃあ、人間的真実とは何か。たとえば、赤ん坊や幼子。これは、ただそこにいるだけで人間的真実です。ところが、それが青年となり、成人になると、人間的真実は複雑となり、男女関係などはその数だけ真実があるといっても過言ではありません。
そう考えると、どんなエンタメ作品だって文学的なのでしょうが、レベルの低い文学作品を見るくらいなら、レベルの低い文学的わが人生を生きていた方が、まだマシという気がするのです。
