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自分に優しい日々

自分責めが強かった私。自分に蓋をしていたものを開けてみた。

自分に優しくしていったら…だんだん周りが優しい世界になっていった。

自分の事をもっと知りたくて勉強していたら心理カウンセラーになってました!

こんにちはにっこり 

心理カウンセラーのまーちゃんです

続きをどうぞピンクハート


「捨ててくれる?」


主人のその一言が胸に刺さったぐすん

もちろん、彼は悪気があったわけじゃない。
むしろあとで聞いたら、「焦げって体に悪い驚き」って思ってて、私の体を心配しての事だったみたい。

だから早めに処理しようって、そう思っただけなんだよねにっこり

でも、その時の私は、
その言葉がものすごく冷たく聞こえて、自分のことを否定されたような、切ない気持ちになってた

なんでこんなに落ち込んでるんだろう?って、あとから自分に問いかけてみた。
「カレーが無駄になったから?」
「頑張ったことが伝わらなかったから?」
いや、それだけじゃない気がした。

もっと奥に、なんかある。

ふと浮かんできたのは、
“誰にも見られないまま終わってしまったがんばり”の寂しさ。

朝、時間を気にしながら野菜を切ったこと。
味付けを整えたり、鍋の火加減に気を配ったこと。

「喜んでくれたらいいな」って思いながら手を動かしてた、あの時間。

そういうの全部、
誰にも知られず、気づかれず、
「焦げた」という結果だけが残った感じがして、
なんだかすごくむなしかった。

でもね、もっと心の奥を見てみたら、
「がんばりを見てほしかった」って気持ちと一緒に、こんな想いも出てきたの。

小さい頃に抱えていた思い。
家族や周りに迷惑かけてはいけない。しっかりしなきゃ!
お姉さんなんだからと、小さな体にいっぱいの思いを抱えながら、それに頑なにふたをしていたこと。

「わかってほしかった」

「頑張ってるねと」労らって欲しかった
「ありがとう」って言ってほしかったって

それを、私は自分で気づかないまま押し込めてて、
「捨てて」って一言でフタがそっと開いたんだろうなぁ。

そして、そんな気持ちに向き合いながら思ったんだ。

がんばりって、1人でやっていると見えないことが多いけど、見えないからこそ、自分でちゃんと認めてあげたいなって。

「私、朝からめっちゃがんばってたじゃんラブラブ
「焦げたけど、あじは結構美味しかったよねラブラブ」って。

誰かに言ってもらえなかったとしても、自分で自分をねぎらうことって、すごく大事なんだって気づいたんだ。

次回は最終話流れ星

最後まで見てくださり、ありがとうございます飛び出すハート

(③につづくにっこり