英検一級の一次試験結果を受けて

 

はじめに

2024年1月中旬に受けてきた英検一級の1次試験の合格発表が出たのでその報告をしようと思う。結論は最初に出すべしだと習ったので結果は以下の通り。

               

とりあえず一安心。実は前の回で一度挑戦して惜敗(-30点)だったのでかなりドキドキしながら合格発表を見た。

前回の結果(参考程度に見てください)

          

全体的に伸びて受かったのかなぁという印象。特にライティングがよく伸びた。

 

 

受かった理由の考察

・Reading

Rは一応大学受験生の端くれですからまぁそりゃぁ読めるよねという印象。本当はSCBTが導入されて以来Writingゲーになっているためあまり対策する意義はなさそうだが。 ただ、語彙に関しては大学入試をはるかに凌ぐ量の単語を覚えないといけないため、そこは根気でやるしかない。あとはまぁ文章を読んで質問に答えたりするだけだ。

Readingが前回より伸びた理由は語彙が増えたからだと思われる。

 

・Listening

正直なところ、高2の夏くらいまでは自分はListeningが得意なほうだと思っていた。一度一級の音源を試しに聞いてみたとき、個人的に東大英語のLよりも英検一級のLのほうが聞き取りやすく簡単だと感じていたため、初回は本当に舐めてかかっていた。

実際試験中も聞き取れないということはなかった。ただ聞いた内容が耳を突き抜けて反対側から出ていくというような"あの"現象に陥ってしまった。第二回もろくすっぽ対策せずに特攻したため第一回と比べて1問正解数が増えただけだった。

最近はそれを反省してClassic FM というイギリスのラジオを聴いている(イギリス英語の聞き取りが苦手)。放送の8割くらいはクラッシック音楽が流れているだけだが,永遠に英語を話しているばっかりでウンザリするような普通の放送を聞くよりかは幾分着手するための気力が小さくて済むのでこれはこれで悪くない。

 

・Writing

初回は本当に舐めていた。適当にべべべって書いたら合格者平均くらいは取れると思っていた。そして今回も受ける直前まで何もしていなかった。しかし、ほかの分野で著しい成長が見られなかったので、このままではまた落ちてしまうのではという考えが頭をよぎったので、受験2日前にしてWriting対策を始めた。最初は何をすればいいかわからず、ただがむしゃらに答案を書きまくっていたが全く成長の兆しが見えず、ネットでいい解決策をggることにした。

そこで出会ったのがEigophileこと一ノ瀬安さんだ。

この人がYouTube上で公開している満点答案とそれについて話している動画をみて、自分に足りなかった点、そして英検協会は受験者に何を求めているのかを大まかではあるが掴むことができた。

 

↑この動画にとてもお世話になった。22点→26点にまで引き上げることができた

 

 

 

なぜ英検を受けたのか

まぁざっくり言うと受かったら親が小遣いくれるって言ったから。

ただ、一級に挑戦したことと、そのための勉強は大学受験において決して無駄だったとは言えないと思う。実際に、大学入試の長文如きで意味をとれない単語は皆無状態だし、東大英語2Aを捌くスピードも他の受験生と比べてかなり洗練された。

1Bの読解もかなり精度・スピードともに上がったと思う。

皆さんも受験勉強の延長として英検一級(もちろん二級、準一級も)チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

(P.S. なんか受かった感出してるけどまだ一次しか受かってないので二次対策も頑張ります)