こんにちは。
あなたの夢を叶えるための箱
DREAM CUBE 1 パーソナルトレーナーの神蔵です。
台風も過ぎ、変わらず暑い日が続いていますね(>_<)
しかし、暦の上では立秋も迎え、少しずつ秋が近づいています。
・・・と思いたい(笑)
さて、今回はドリンクについてのお話です。
まだまだ暑いこの時期には大切な水分補給。
皆さんはスポーツドリンクが熱中症予防になるという事はご存じかと思います！
では、スポーツドリンクなら何でも良いのか。
そこを少し掘り下げていきます！
≪浸透圧≫
皆さん、アイソトニック飲料とハイポトニック飲料という言葉を聞いた事ありませんか？
実はこの2つを飲み分ける事で、効率的に水分補給ができるんです。
その鍵となる言葉が「浸透圧」。
体内には細胞内液と細胞外液と呼ばれる2種類の体液があります。
この2種類の体液の濃度は均等であることが理想とされており、
均等にするために水分補給を人間は必要としています。
汗をかいたりすると、どちらかの体液の濃度は濃くなってしまい、薄い体液が濃い体液を薄めるという働きが体の中では行われています。
大分説明を短くしてしまっているのですが・・・。
体液の濃度を均等にするために、薄い体液が濃い体液へ水を引っ張る力のことを浸透圧と呼びます。
難しい話になってしまったので、簡単な例をあげていきましょう。
分かりやすい例をあげると「ぬか漬け」の関係です。
〇ぬか漬けで起きてる浸透圧
・塩分は濃度の濃いぬか床からきゅうりへ
→きゅうりに含まれる水分はぬか床へ移動
→きゅうりとぬか床の濃度差が小さくなる
→これが浸透圧の関係
ぬか漬けは浸透圧によってできているんです！
ちょっと難しいですね・・・。笑
この浸透圧について理解していただいたという事で、少しだけ話を進めていきます。
この浸透圧が水分補給には大きく影響してきます。
まずはアイソトニック飲料。
アイソトニックとは「等張液」という意味で、スポーツドリンクにおけるアイソトニック飲料は、ヒトの安静時の体液と同じ濃度の飲料ということになります。
アイソトニック飲料を選ぶメリットは次の２つです。
１．安静時の場合は同じ浸透圧のため吸収が速い。
２．糖質が多く含まれているので、長時間運動のエネルギー源になる。
安静時においては、体液と同じ浸透圧のため、水分・塩分・糖分がバランスよく吸収されます。
しかし、運動時には汗をかいて塩分が排出されるため、吸収のスピードは少し遅くなります。
次はハイポトニック飲料。
ハイポトニックとは「低張液」という意味のことで、ハイポトニック飲料とはナトリウムや糖質の濃度が低めで、ヒトの安静時の体液よりも低い浸透圧の飲料のことをいいます。
そのため、ハイポトニック飲料には次のメリットがりあります。
１．運動による発汗で、体液がうすくなっている状況では水分が早く吸収される。
２．糖分が少ないためカロリーが低く、減量時の飲料に向いている。
運動して汗をかくと体液の浸透圧は低くなっているため、アイソトニック飲料よりもハイポトニック飲料の方が水分を速やかに吸収されます。
汗をかく量が多い今の時期には、エネルギーよりも水分補給を優先した方がよいので、糖質がやや薄めのハイポトニック飲料の方がお勧めです。
違いはわかりましたか？
運動中にアイソトニック飲料を飲むのがダメとは言えませんが、ハイポトニック飲料を飲むことの方が効果的な水分補給をすることが出来ます。
以前はパッケージにもアイソトニックやハイポトニックと書かれていたのですが、最近では書かれている商品をあまり見かけなくなってきました。
次回はよく見かけるあの商品はどっちなのか、この時期によくＣＭでも流れる商品はどんな効果があるのか。
そんな内容にして行きたいと思います。
今回のブログ、正直よく分からないですよね（笑）
よく分からないなと言うポイントは、来店時に質問してください！！！！
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