クラシック今日の一曲♪07/06 今日が命日「ロドリーゴ:アランフェス協奏曲」 | 名古屋クラシックカフェ♪~クラシック音楽を趣味にしたい人が集まるカフェ~

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毎日、連載でお送りしている「クラシック 今日の1曲♪」のコーナーです。
過去のその日にあったクラシック音楽のニュースに関連付けて今日の一曲をご紹介していきます。

今日、7月6日は、
スペインの作曲家、
ホアキン・ロドリーゴ・ビドレ(1901年11月22日 - 1999年7月6日)
の命日。

幼児期に失明したにもかかわらず、芸術家として大成した。数々の作品を通じてクラシック・ギターの普及に功があったとされ、とりわけ《アランフエス協奏曲》はスペイン近代音楽ならびにギター協奏曲の嚆矢と看做されている。本人はピアニストであり、ギターは演奏しなかった(知らなかった…)。

代表作のアランフェス協奏曲は1939年にパリにおいて、クラシック・ギターの独奏と管弦楽のために作曲された。親しみやすい中間楽章の「アダージョ」は、20世紀のクラシック音楽としては最も有名な楽曲となっており、マイルス・デイヴィスが1960年にLP「スケッチ・オブ・スペイン」の中核として取り上げるなど、様々な編曲によって広く人口に膾炙している。この作品の成功は、20世紀におけるギター協奏曲の創作に先鞭をつけたとともに、その後のジェームズ・ゴールウェイやジュリアン・ロイド・ウェバーからロドリーゴへの協奏曲の依嘱につながることとなった。

1939年に作曲され1940年12月11日にレヒーノ・サインス・デ・ラ・マーサのギター、アタウルフォ・アルヘンタの指揮、マドリード室内管弦楽団によりマドリードで初演された。

曲は3楽章からなり、特に第2楽章はその哀愁をたたえた美しい旋律から広く知られている。古典派以来、一般的な協奏曲は第1楽章が最も長いものであるが、この作品は緩徐楽章である第2楽章が最も長い。

ロドリーゴはスペインの古都アランフエス(マドリード県南部にある都市で、宮殿が有名)が作曲当時のスペイン内戦で被害を受けたことから、スペインとアランフエスの平和への想いを込めて作曲したと言われている。第2楽章については病によって重体となった妻や失った初めての子供に対する神への祈りが込められているとも言われている。

なお、クラシック・ギターの音量が小さいことからオーケストラが音のバランスに苦労する(オケの音量を下げたり、ギターにマイクを置くこともある)ことでも知られる(これはある程度ギター協奏曲全般についていえる)。

そんなわけで今日の1曲は、
「ロドリーゴ:アランフェス協奏曲」をお届けします。

第1楽章


第2楽章


第3楽章


《今日のおススメの1枚》
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲/イエペス(ナルシソ)

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今日の1曲はいかがでしたか?
お気に入りの一曲になったら嬉しいです。
また明日もお楽しみに~

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