​新1年生の高IQ凸凹支援級(情緒)在籍の長男と3歳次男を育てるワーママです。

長男の成長記録用にブログを始めましたが、親として子どもたちに何が出来るか模索していることも綴っています。

17年8月に首都圏→長野県へ移住
21年12月からワンオペ開始


夢と仕事は本来全く別物なのに日本だと夢=職業の暗黙の図式がなぜかまかり通っているように感じます。

運良く夢と仕事が合致してる人もいますけどねラブ


将来の夢を子どもに聞いて、(聞き手が納得できる)職業を答えないと、素直に受け止められないのは本当に大人側の勝手だよなぁと思います。


かく言う私も、長男に「ガソリンスタンドで働きたい」、「ずっと電車に乗りたい」とか答えられた際に、軽くカチンときたことが過去にはあったのですが、今振り返るとじゃあ長男が一体全体何と答えてくれたら私は納得してたのだろうか?とツッコまずにはいられないです。親の押し付け甚だしいな、と恥ずかしくなります笑い泣き


夢はやりたいことや叶えたい願いだからそれこそ自由✨であるべきだとは思うのですが、、、

仕事となると少々厄介だな感じています。

子育ての最終ゴールはやはり自立に行き着くと思います。自立が意味するのは100%ではないにしろ、大部分は稼ぎ$だとも言えます。

親としては最愛の我が子に苦労させたくないし、より幅広くスマートな選択ができるように導きたいからこそ教育に課金するし、人生の先輩としてのアドバイス(クソバイス?)したくなります。


私も親には就職をターゲットに「(有名)大学に行くべき」とか「(安定している)公務員になって欲しい」だとか親世代らしい意見を一通り言われ続けて育ってきました。


現代ならどうでしょう??

学歴もまだまだ通じますけど、学歴だけでは全然戦えないです。

公務員は低所得まで落ちることはないかも知れませんが、良くてせいぜい中央値止まりでしょう。


勤め人として自立(ここでは稼ぎの意)の勝ち組になるには、現代なら外資金融・コンサルやビッグ・テック企業だと思います。

でもじゃあ働きたいかどうかはまた別問題ですよね。

(能力あるなしの問題はひとまず傍に置いといて)給料は魅力的でも、仕事そのものに魅力を感じるかどうかは個人差です。


私は子どもたちに、入社して欲しい企業や稼ぎから逆算して教育投資(学校選び含め)をしたくないし、「この仕事だと食っていけないからやめなよ」、と真正面から全否定するようなことは言いたくないなぁと思っています。

でも実際問題としてお金はリアルな死活問題だし幸福度や自己肯定感なんかにも結びつきます真顔私も20代の頃には若気の至りと判断ミスにより転職繰り返してワープア且つキャリアも散々だった暗黒時代があり、その頃はお金にガメつかったですオエー


本が大好きで図書館で働きたい子に、「薄給だから本は趣味にしておけば?」とか山が大好きな子に「定職にもつかずに季節労働?」とか言わないで済むにはどうしたらいいのかと考えていますが、世の中が改善される期待は低いし、そうなると子どもたちには不労所得で使えるお金がコンスタントに手元に入ってくる状態にさせておくのが解なんじゃないかと思ってます。

入りを労働所得に限ってしまうと職業の選択肢が本当に少なくなってしまう。私が子どもの頃より今の方が確実に格差は開いていますし、平均水準は下がっているのに、税金と物価は上がっています。


千葉大に飛び級で入学した"物理の天才"佐藤さんが研究者では食っていけなくて、今はトラック運転手をしているニュースも秋頃にありましたよね。

衝撃的でした。悲観しました。

でもこれが日本の労働環境。


心身ともにお金に囚われない自由を手に入れるに、親が意思を込めて導く教育投資先としては不労所得についての学びとサイクル回せる実践こそが最適解ではないかと思う昨今です。