新1年生の高IQ凸凹支援級在籍の長男と3歳次男を育てるワーママです。
長男の成長記録用にブログを始めましたが、親として子どもたちに何が出来るか模索していることも綴っています。
17年8月に首都圏→長野県へ移住21年12月からワンオペ開始
2022年60冊目に読んだ本の感想です。
話題の本を読んでみました。
小学校入学になると決まって日本中の親がザワつくのがPTA問題。著者も"魔界"と表現する場です
地域差あれどPTAの実態がどんなもんなのか面白おかしく知れる良書ですおすすめ
ママ友とダベれることから現役PTA役員からPTA会長に推薦され、奥さんからも「あなたはいつも半径10m以内の民主主義って言ってるじゃない?」と後押しされてPTA会長になったという経緯からはじまるPTA会長3年間の軌跡。
"効率"、"合理性"なんかが通じない世界線は決してPTAだけじゃなく、町内会とか古い体質の企業などでもよく見られる光景で、私なんかはまだ町内会すら未経験ですが、会社人としては随分と巻き込まれてきたもので、わかるわ〜、とウンウン頷きながら読み進められました。
PTAや町内会の方がもっと色々スゴいのでしょうけどね…
でも、"効率"や"合理性"ではない世界線も確実に意義あるものとして存在していること、真正面からの正論だけでは関係各位を巻き込んでの物事が進まないこともよくわかります。
著者もPTA活動を通じてその事に気づき、反省していて素直に感じたことを書いてくださっていて、それこそ半径10mの民主主義を最も多くの人が納得するカタチで進めるには背景や配慮が必要だということがよくよくわかります。