阿部夢子、現在松原靖樹さんの超コンサルタント養成講座受講中です。
徒然や課題本の感想を書いています。
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囚人のジレンマ ウィリアム・パウンドストーン
これはタイトル指定の課題本のうちの一冊です。
正式なタイトルは「囚人のジレンマーフォン・ノイマンとゲームの理論」。
ゲーム理論の誕生発展と、ゲーム理論考案者の数学者フォン・ノイマンの一生を書いた一冊です。
まず率直な感想…「面白くなーい」。笑
ゲーム理論というのは
「社会や自然界における複数主体が関わる意思決定の問題や、
行動の相互依存的状況を数学的なモデルを用いて研究する学問である」by wiki。
意思決定についてこんな理論がある、数学的にはこうである、こういう場合はこういう考え方がある・・・
そんな風に、ゲーム理論についていろんな角度から書いてある一冊です。
話の軸になっているのは米ソ冷戦のこと。
冷戦の裏ではどんな頭脳戦が繰り広げられていたのか…というのが非常にわかりやすく書いてはあります。
とは言っても、
ゲーム理論も、冷戦の裏側も、読んでも読んでも興味がわかない。
沸かないものはどうしようもないので、沸かないまま読みました。
それなのに分厚いし、1ページが2段組になっているし、字は小さいし。
結構な苦痛な一冊でした。笑
なので、特別書き残したい感想もありません…
(けど、レビューは評価高いんですよー!7件しか無いけど!
読み終わった今、私の頭の中にはぼんやりとしたゲーム理論の輪郭と、
フォン・ノイマンの人生の輪郭と、
人間の心理についての少しの学びと、
いい感じの分量のムダが残っています。
このムダも必要。
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