【課題本44】ゴールデンスランバー | 【新潟・長岡】基礎をおさえてうまくいく!阿部夢子のブログ

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ゴールデンスランバー 伊坂幸太郎

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過去に映画化もされているので、今更読んだのかい!感は否めませんが…
以前はなぜか途中でストップしていたので、改めて最初から読み直しました。

主人公・青柳が首相殺しの濡れ衣を着せられ、仙台市内を逃げ回る話。

 

 

この作品のスリルは、映画化するにはぴったりですね。(映画観てないですが)

ハリウッド映画のようなスリル、ドキドキ感が満載ですが、

舞台が仙台の街中なので、非常に『日本サイズ』なハリウッド感が楽しめました。

 

 

一つのストーリーを主人公と、その他登場人物それぞれの視点から描かれてるので、

飽きずにテンポよく読める。そして物事全体を多角的に捉えやすかった。

しかも臨場感たっぷりに書かれているので、自分がさながら主人公のように読みすすめられます。

私、以前仙台に数ヶ月だけ住んでいたことがあるので、なおさら。

 

 

しかし読み終えてから数点疑問も残ります。

この作品はミステリー?(なのか?)ではあるのですが、

事件全体の首謀者はこいつだ!とか、裏側はこうなっていた!とか、あまり書かれてないんです。

あくまでも主人公が犯人にさせられ、逃げる場面を書くことからブレない。

だから「あれどうなったの?」と思うところもありますが、

全体的に面白かったです。

 

 

エンターテイメント作品ですね。

 

 

 

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