こんにちはドリーム中央です
先日、友人との会話で
児童デイサービスってどんなところ?
保育園と何が違うの?
と、問われることがありました。
職種や分野が異なると、分からない事ってたくさんありますよね
どの様に伝えたら、分かりやすく伝わるんだろう・・・
どんな言葉で魅力を伝えられるだろう・・・
と、とても考えさせられる瞬間でした
そこで
今回は改めて、ドリーム中央についてを
【心・感情】をテーマにして
日常の様子と共にお伝えしていきます
感情の発達
身体や言葉に発達の段階があるように
【感情】にも発達の順序があることをご存じですか
生まれたばかりの赤ちゃんには、実は『興奮』しかなく
生後3ヶ月頃までに『快・興奮・不快』へと分化していきます
その後も徐々に細かく分化していき
5歳頃までには約16通りの感情が芽生えると言われています
ドリーム中央の午前は、現在1歳~5歳のお子さんが来所し
特に低年齢のお子さんが多い時間帯です
自由遊びの時間を通じて
異年齢のお子さんが関わりを持つ機会がたくさん
年上の子が小さいお友達に「いないいないばあっ」
小さいお友達が笑うと嬉しくなって、もう一回
大きいお友達が嬉しそうに笑う顔を見て
小さいお友達もさらにニコニコ
指導員が仲介しながら子ども同士の関わりを促し
『喜び』『満足感』『他者への愛情』など
様々な感情を得ています
また、少人数に手厚い職員配置ができることも強みの一つです
「これ~」とニコニコで感情を共有してくれる姿を見逃さず
たっぷりと共感し
「嬉しいね」「かわいいね」と言葉で表現して応えていますよ
ポジティブな感情に限らず
悲しい・嫌だ・怒り・不安等のネガティブな感情も
まずはしっかりと受け止めることを大切にしています
「そんな風に感じているんだね」と
お子さんのありのままの感情を認めることで
安心して感情を表現することが出来るようになります
ネガティブな感情は『よくないもの』として捉えがちですが
不安や恐怖は人間の生存本能からきているものです
感情を否定せず、ありのままを受け止めながら
「どんな感情も表現して大丈夫」という
安心感を得られるような関わり方を意識しています
午後になると、幼稚園に通っている年少~年長のお子さんと
小学1年生~6年生のお子さんが来所します
少しずつ子ども達だけで遊びを成立させることが出来るようになり
指導員が仲介をしなくても
楽しみや喜び、興味関心を共有するようになります
お友達が遊んでいる姿を見て『楽しそう』と感じ
同じ行動をしたり
お友達が持っている物を見て『いいなぁ(羨望)』と感じたり
相手が喜ぶことを率先して手伝う(愛情)ことも増えてきます
5歳になる頃には『恥ずかしい』『悔しい』『希望』『嫉妬』など
複雑な感情も芽生えていると言われています
まだうまく言葉で表現出来ず葛藤する様子が多く見られる時期なので
お子さんの感情を代弁し、気持ちの切り替え方を一緒に考えられるよう
寄り添う関わり方を大切にしています
小学生になると、指導員が関わりや遊びに介入しなくても
自分たちで考え行動することが増えます
複雑なルール・他者との協力・余暇の充実などの目的が増え
活動内容もグッと変わってきますよ
お友達同士での関わりが盛んになる一方で
自分自身を客観視する力がつき
良い意味でも悪い意味でも他者との比較が出来るようになるため
劣等感や悩みを抱えやすいことも…
言語聴覚士との個別療育や、指導員との日常の会話の中で
好きな事や得意な事を引き出したり
じっくりと対話を重ねながら
自己肯定感に繋がるような関わり方を大切にしていますよ
「どんな僕・私でも大丈夫」
そんな自信を持って歩んでいってほしいと願っています
ドリーム中央は
幼児(児童発達支援)と小学生(放課後等デイサービス)
あわせて1日20名定員
午前、午後、小学生の3グループで活動しています
年齢や発達段階などに合わせて
小集団で運動や製作など様々な活動に取り組んでいますよ
活動の様子はインスタグラムで随時発信しています
そちらもぜひご覧くださいね
おまけ
【感情の22段階】
という表をご存じですか?
感情をポジティブなものからネガティブなものまで22段階に分類し
今の感情が、どの段階にいる感情なのかを
客観的に知ることの出来る指標です
辛い気持ちになってしまった時
ネガティブな思考を『悪い』『ダメだ』と悲観しすぎず
まずは、今の自分の心や感情を受け止め
一つずつ目指す段階へ上がっていけるよう心掛けると
気持ちが楽になるかもしれません
一歩ずつ、スモールステップで
子ども達の心にも
そんな風に向き合っていきたいと考えています
【感情の22段階】ぜひ検索してみて下さいね