おはようございます。
"楽に楽しく確実に"がモットーのダイエットインストラクター兼パーソナルトレーナーの相野主税です。
研究では、1日あたり中等度から強度の身体活動を40分未満しか行わず、1日当たり10時間以上の座位時間であった高齢女性は、テロメア(DNA鎖の末端に認められる小さなキャップで、染色体を悪化から保護し、加齢にもない短縮する)がより短かったという。
細胞が老化するにつれ、テロメアは自然に短縮するが、健康やライフスタイルの要因(肥満や喫煙のような)は、その過程を加速させる可能性がある。テロメアの短縮は、心血管疾患、糖尿病、がんと関連している。
「我々の研究は、細胞の年齢が、座位のライフスタイルでより早まることがわかった。暦年齢は、生物学的年齢と必ずしも一致しない」と、アラジン・シャディアブ博士は述べている。
研究チームは、座位時間と運動の組合せが、老化バイオマーカーにどのように影響を与えるかについて、初めて客観的な測定法を用いて調査した。
対象者はおよそ1500人の女性(64歳から94歳)であり、閉経後の女性の慢性疾患の決定要因を調査している全国的な縦断研究である『女性の健康イニシアチブ』の一部である。対象者は、アンケートに記載した。連続7日間、行動を調査するため、起床時間、就寝時間までの間、右腰に加速度計を装着した。
結果は、身体活動が低く1日あたり10時間以上座っていた高齢女性は、座位時間がより短い女性と比し、細胞の生物学的老化が8年加速していたという。
「我々は、国が推奨するガイドラインによる『1日当たり少なくとも30分間運動』した場合、より座位時間の長い女性は、テロメアの長さがより短かったことがわかった。若い時から、運動の利点に関する議論を始めるべきである。我々が高齢になっても(80歳でも)、身体活動は、日常生活の一部として継続すべきである」と、シャディアブ博士は述べている。
シャディアブ博士は、今後の研究で、運動が、より若年の集団、男性において、テロメアの長さにどのように関連するのかを検討する予定であると述べている。
では、また明日❗️