小学生時代・・・

夏休みの宿題で工作の自由課題がありました。

好きなものを作っていいっていうんで、
僕は紙粘土で象つくりました。

象の像。ちゃんと色もつけてです。
んでね、当日学校へもっていく途中にどっかにぶつけちゃったらしいのです。

そんなことには気づかずに、かばんから像を出したら・・・
鼻が・・・とれてました(泣き)

この時期になると、「夏休みの努力なんてだいきらいだー!」と叫ばずにはいられない
ギターの先生です。(前置きながいw)


よくわかんないですが、あなたが学生ならそろそろ
夏休みが終わるころですよね? 

毎度言ってますが、まとまった時間はギターを上達させる
絶好の機会ですよ。


僕も学生の頃の夏休み、冬休みで行った練習が
とても役に立っていたりします。


ゲームに飲み会って過ごし方もいいですが、
ギター片手に、曲作りをして過ごす連休も
将来の大切な思いでになるかも知れませんよ。

では、今日も張り切っていきましょう。



≪サルでもできる作曲講座 for ギタリスト≫Vol.4
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この講座は作曲の「さ」の字も知らない作曲初級者を
1カ月で”世界で一つだけの自分の曲”を作れるように導くことだけを目的としています。

もちろん、一応自分で作った曲はあるけどいまいち納得できない・・
という経験者の方にも役立つ内容盛りだくさんです。

とにかく、1度でいいから自分の曲を作ってみたい人は必読です。

ギタリストはバンドにおけるコードのアレンジを担います。
音楽の世界観を表現するのにコードアレンジのセンスは最重要です。
作曲エクササイズはそのコードアレンジ力、知識を高めるのに最適です。


作曲の幅を広げるには理論を知っておくと便利です。
ただ、そこが初心者のハードルになっているため、
作れないという人がとても多いです。

なので、今回は理論は極力使いません。
将来的にはもちろん覚えたほうがいいのですが、
最初の一歩を踏み出すことを優先していますので、
最低限必要なものだけに絞ってあります。

重要なところだけをシンプルに、そして「結果を出す」ことに
注力したプログラムを作りました。是非今回で作曲の壁を越えていきましょう。

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さて、今回は3要素のうちの最後メロディについてです。

【3】メロディを作ろう


では実際に、前回決めたコード進行に合わせて、ドレミファソラシドの
音のなかからいろいろな音を色々な長さで試してみましょう。


ドレミファソラシドのどの音を弾いても
理論的には気持ち悪くなることはほぼないはずです。

逆にいうと、前回紹介したコード以外のコードを弾いてしまうと
気持ち悪い響きになってしまう可能性もあるわけです。

それは、キーから外れてしまうからです。

なので、まずは

C、Dm、Em、F、G、Am、Bm7♭5(マイナーセブンスフィフス) 

のなかのコードだけを使うようにしましょう。



ギターの場合一番作りやすいのは
メロディーを歌いながら作っていく方法だと思います。


いわいる、弾き語りスタイルですね。


実は打ち込みバリバリの音楽を作っているアーティストも
曲の骨格をつくるときは弾語りだったりします。



ギターでメロディーを弾きながら作っていく場合は
コード伴奏を演奏したものを録音して
それを流しながらメロディーを弾いていく、という作業になります。


ソロギター(押尾コータローさんみたいなスタイル)のように、
コードとメロディーを一緒に弾く方法も不可能ではないですが、
かなり高いレベルを求められるので現実的ではないと思います。


なので、やるなら

・ICレコーダーや、MTRなどでコード進行を録音した物の上にあわせてメロディーを弾く
・弾語りで歌いながらメロディーを決めていく


のどっちかになるだろうと思います。

あとは、自分感性の部分が重要です。
作曲に正解はありません。
どんどん数をこなしましょう。


また、作った曲は何かに留めておかないといけません。
実際ふっと浮かんだグッドメロディーも、
何もしなければ3分後に忘れている可能性があります。


余談ですが、盲目の天才
スティーヴィーワンダーは部屋の至るところに
レコーダーが置いてあるそうです。


浮かんだアイディアを逃さない工夫です。


譜面がスラスラかける人なら5線譜に書いておけばいいのですが、
それができる人も少ないでしょうから、
ICレコーダーに録音をすることをお勧めします。



実際、譜面が書ける人でもICレコーダーを使って
記録する人が多いです。
やはり音符には表せない、表現などは実際に”音”で残さないと忘れてしまいます。


音楽はあくまで”音”が重要ですからね。

そして、メロディが決まったら最後の仕上げです。


最初に決めた


●曲の基本リズム
●コード進行
●そして、メロディ


これらの要素を同時に鳴らすことで
音楽を構成する3要素をバランスよく組み立てていくことが
できたと思います。


非常にシンプルな方法ですが、
人生最初の作曲となるとこのくらいシンプルなプロセスでも
結構大変に感じるかも知れませんね。


しかし、Cメジャーキーの曲が作れるってのは
基本中の基本です。


これができないうちから、やれ転調だとかポリコードだとか
パッシング・オブ・ディミニッシュだとかを考えるのは
はっきり言って不毛な作業です・・・。


九九を覚えきってないのに、因数分解を解こうとするようなものです。


千里の道も一歩から。

世紀の名曲も・・この一曲から生まれていくものです。



さて、以上で作曲の基本のキである、”3Step作曲プログラム”はおしまいです。


次回以降は今回の基本を踏まえてさらに高度な
作曲テクニックについて説明していこうかなーって思ってます。

でも、気分によってはギター上達のエクササイズにしようかな、とも悩み中。


たとえば、
実際に練習課題を用意して、次回までに
それを実践してもらうってのがあったらやってみたいですか?

サンプルを紹介すると・・・


【エクササイズ1】

6弦から1弦まで同じ音程の音(オクターブ違いはOK)を
弦移動しながら、1音につき各1秒づつひいてみましょう。


0 1 2 3 4 5 6 7 8 9 101112
■F┬─┬G┬─┬A┬─┬B┬C┬─┬D┬─┬E┬─∥
■C┼─┼D┼─┼E┼F┼─┼G┼─┼A┼─┼B┼─∥
■─┼A┼─┼B┼C┼─┼D┼─┼E┼F┼─┼G┼─∥
■─┼E┼F┼─┼G┼─┼A┼─┼B┼C┼─┼D┼─∥
■─┼B┼C┼─┼D┼─┼E┼F┼─┼G┼─┼A┼─∥
■F┴─┴G┴─┴A┴─┴B┴C┴─┴D┴─┴E┴─∥


【エクササイズの効果】
指板上の音程を把握するのに役立ちます。
このスピードが早ければ早いほど、コピーをするにも
アドリブを取るにも有利になります。

※実際に音楽院のレッスンでもやってる内容です。


こーゆーの受けてみたいってひとは、
気軽にコメントして教えてください。

結構つくるの大変そうではありますが・・(笑)
リクエスト多ければ採用したいと思います。




【注】
携帯で見てる人は表示が崩れてしまうと思うので
なるべくパソコンで見るようにしてみてくださいね。



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