中国当局が天安門事件の遺族に対し、メディアインタビューに応じないよう命じる
中国当局が天安門事件の遺族に対し、メディアインタビューに応じないよう命じた。天安門事件から35年を前にした「安定の維持」という名目での措置だ。
天安門大虐殺の遺族団体天安門の母の設立者張先玲の自宅外には警備員が配備された。張先玲の息子は19歳の時に天安門で命を落とした。
天安門の母の報道官尤維潔は次のように語った。
「私たちはメディアインタビューを受けないよう命じられています。6月4日が近づいているからです。」
天安門事件の犠牲者を悼むイベントやディスカッションは禁じられている。1989年6月4日をにおわせるインターネット投稿は、金盾によりブロック、削除される。
【亀田浩史訳】
【亀田浩史訳】