中国政府にチベットの指導者との対話を通じて問題を解決することを求める法案をアメリカ下院が可決
12日、アメリカ合衆国下院は、ダライ・ラマ法王を含むチベットの指導者との対話を通じてチベット問題を解決することを中国政府に求める法案を可決した。また、国務省に対し、チベットに関する誤情報の拡散に積極的に対処するよう求めた。
チベット解決法は、賛成392、反対28、棄権11で可決された。
この法案は、今後、上院で審議される。
この法案は、中国の役人とダライ・ラマ法王あるいは法王特使との対話の再開を求めるものだ。2010年以降、公式な対話は行われていない。中国側は、対話の再開の条件として、理不尽な要求をダライ・ラマ法王側に突きつけている。
【亀田浩史訳】
【亀田浩史訳】