海外と連絡を取ったチベット僧が中国当局に逮捕される
中国当局がタシ僧院の僧侶クンチョク・ダクパを逮捕した。海外と連絡を取ったためだ。
ダクパの逮捕は、10月最終週のことであった。
「ダクパはインドを訪れたことがあり、ダラムサラのキルティ僧院で学んでいました。」
ダクパ逮捕の状況を知る人物はこう語った。
逮捕後のダクパの状況は不明だ。
「中国当局は頻繁にダクパを呼び出し、尋問していました。しかし、逮捕は初めてです。」
「ダクパは法律を常に守っており、政治活動も行っていませんでした。」
「現地のチベット人もダクパを尊敬しています。」
ダラムサラのキルティ僧院で学んだ後、5年間、ダクパはキルティ僧院で管理の仕事をしていた。その後、2012年に、チベットに戻り、タシ僧院の教師として働いていた。
【亀田浩史訳】
【亀田浩史訳】