20歳のチベット人女性が中国政府の弾圧に抗議して焼身自殺。2011年以降チベット本土で134人目
22日、チベット人女性ツェペ(20)が四川省で中国政府に抗議して焼身自殺を遂げた。今月2人目の焼身自殺者だ。
ツェペは、午後2時頃、ンガバのメルマ街で自らの体に火を放った。
「今日、20歳のチベット人女性が中国政府の弾圧政策に抗議して焼身自殺しました。」
匿名の人物はこう語った。
「その直後、警察がやって来て、彼女を連れ去りました。」
ツェペは、メルマ街第4地区在住であったという。
「ツェペの父はチドル・リンチェン、母はチェンパです。」
現地の警察に取材を試みたが、次のような返答であった。
「その件についてはわかりません。上の部署に問い合わせてください。」
「よい性格」
また、インド在住のチベット僧カンヤク・ツェリンも今回の焼身自殺を確認している。ツェペは、「性格がよかった」という。
「ツェペは遊牧民として両親と暮らしており、学校には行っていませんでした。」
「警察は、ツェペの両親と兄イメを尋問のため連行しました。釈放されたかどうかは不明です。」
ツェペには5人の兄弟姉妹がいたという。
ツェペは、2009年以降135人目の焼身自殺者となった。
【亀田浩史訳】
元の英語記事はこちら
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