昨日は、バレンシア州政府が新たに建設した、科学・芸術都市を視察しました。街中を流れるトゥリア川を治水対策で流れを変え、元の川を公園として、科学館やオペラハウス、プラネタリウム、水族館など、7つの文化施設を作りました。当初の目的は文化振興でしたが、今では国内外からたくさんの観光客を呼び込む観光施設となっています。水族館はヨーロッパ最大です。プラネタリウムで映画の上映会を行っていましたが凄い迫力でした。このようなプラネタリウムの活用策も参考になります。ここでは、年間様々なイベントや映画の撮影などに使われているとのことで、責任者のカルメンさんと姉妹提携を活かした三重県に関するイベントも検討して欲しいとの話で盛り上がりました。

また河川を公園として整備されたので、ランナーにとっては最高の環境です。私も朝10キロ走りましたが、すごく心地よい環境でした。

 

午後は、バレンシア大聖堂を訪問しました。今回、通訳兼バレンシア政府との調整のため、友人のハビエルに同行してもらっていますが、彼の親戚が神父とのことで、特別な日にしか開帳されないご本尊(?)の扉を開けさせていただいたり、ローマ教皇も署名した記名帳に三重県議会新政みえ代表として署名させていただいたり貴重な体験をさせていただきました。この大聖堂には、最後の晩餐の時に使われた聖杯があり、神父から丁寧な説明をいただきました。

夜は、三重バイオレットアイリスからバレンシアのチームに移籍し、スペインのハンドボールリーグで活躍している細江みづき選手と再開し、食事をしました。4年間スペインで活躍しており本当に頼もしく思います。三重県に関わりのある選手が世界の一流で活躍していることを皆で応援できるようにしたいと思います。

人の繋がりの大切さ、凄さを感じる旅となっています。バレンシアがどんどん身近に感じられます。