8月29日~9月2日の日程でインドネシアに来ています。私は、2016年の市長選挙敗戦後、介護、医療、福祉の関係の仕事をしていましたが、今でもいくつかの法人の理事や役員として関わらせていただいています。インドネシア訪問は4年ぶりですが、今回も介護施設の技能実習生の面接に来ました。

マニラ経由でデンパサールに深夜に着き、翌朝ソロに向かいました。ソロは人口約55万人の古都で、田舎です。ここに伊勢市出身の女性が移住して誉日本語学校を立ち上げ、技能実習生等の送出し機関をやられています。日本人に会うことはほとんどない街で、その日本語学校を視察し、面接を行い2名の採用を決めました。

技能実習制度は、国でも様々な議論がありますが、4年ぶりにインドネシアに来て感じるのは、日本の魅力がどんどん落ちているということです。インドネシアの学生にとって韓国やオーストラリアの方が魅力的な国に変わってきています。一方、日本は急激な人口減少時代に入り、外国人の力無しで社会がまわっていかなくなってきています。特に介護、福祉の業界には必要であり、今後どのように制度を構築していくか重要な課題です。

今回は6人の学生を面接し、日本語学校のいくつかの教室で授業を見せていただきましたが、皆、元気が良く、目が輝いています。古き良き時代の日本がここにあるように感じます。このソロも数年後は飛躍的に発展するであろう勢いを感じます。

 

20年、30年と日本が失われた時代を続けているうちに世界は前に進んでいます。政治の責任が大きいと感じます。