今週は、改選後初の議会が開かれています。各派世話人会が開催され12日に今年度の三重県議会の体制が決まります。

 

今日は特別委員会の議論が行われ、新政みえが提案した食料自給総合対策調査特別委員会を今年度設置することが決まりました。食料安全保障の懸念が高まる中、課題を把握し、対策を行って参ります。

 

また、私からは、新型コロナで相当子ども達が傷んでいること、子どもの貧困や、ヤングケアラーなど子どもを取り巻く環境は相当厳しいものになっていることなどを申し上げ、議会として、新型コロナ禍での子ども達の実態や現状の課題などを総合的に考え、対策を立てる必要があると申し上げました。

 

三重県議会では、平成20年に新県立博物館の是非について、議会として一定の方向性を示すため、議長を座長として、政策討論会議を設置して提言を取りまとめたことがあります。私は、今回、総合的な子ども政策の方向性を示すため、15年ぶりとなりますが、新議長の下で政策討論会議を設置すべきと提案しました。

 

本県には「三重県子ども条例」が平成23年に制定されていますが、児童福祉法改正や異次元の少子化対策、子ども家庭庁など国の動向も踏まえ、条例の改定も必要と考えます。

 

子どもを県政のど真ん中に置いた政治に変えていくため、政策討論会議で重厚な議論を行い、大きな方向性を取りまとめていきたいと考えます。12日には議長副議長はじめ県議会の体制が整います。選挙でお訴えをした「子ども達の未来を奪うな」との強い思いでのぞみます。