地方議会には、地方自治法第99条に基づき意見書を国会に提出することが出来ます。三重県議会では、各会派の政策担当者会議にて県民からの請願による意見書や議員発議の意見書について協議を行い、出来るだけ全会一致になるよう一言一句細かなことまで議論が行われます。かつて私も新政みえの政策局長をしており、この政策担当者会議を経てまとめることの大変さを実感しています。

このような手順を経て可決された意見書について、多くの議会は、衆議院議長、参議院議長あてに郵送していると思いますが、三重県議会では、意見書の重みを考え、直接議長が国会と、関係する省庁にお持ちをして、意見書の趣旨を説明して提出することとしています。

 

昨日私は、議長の代理で上京して24日に全会一致で可決された2本の意見書を提出しました。

地方議会におけるオンラインによる参考人からの意見聴取を可能とする法改正を求める意見書 (mie.lg.jp)

 

女性差別撤廃条約選択議定書の速やかな批准を求める意見書 (mie.lg.jp)

 

 

総務省自治行政局長、衆議院・参議院の請願課課長に趣旨を説明して提出した後、三重県選出の国会議員事務所をまわらせていただきました。鈴木英敬、中川正春、中川康洋代議士が事務所にみえたため直接お渡しすることが出来ました。

 

夜は、ワインエキスパートとして、三重テラスでワイン会を開催しました。三重県の食材を活かした料理に、私が選んだアメリカワインをお楽しみいただきました。今後も定期的に東京でワインを楽しみながら学ぶ会を開催したいと思います。次回テーマはポルトガル、スペインワインです。ご興味あります方は詳細ご案内させていただきます。