おかげさまで私のTwitterをフォローいただく方が日々増えていて、たくさんのいいねも頂き励みになりますが、特にありがたいのが、たくさんの情報や現場の声をいただくことです。ツイッターメールはもちろんですが、私の事務所に郵送で書籍や資料を送っていただく方もみえます。

 

先日は、Twitterがご縁で、函館のてらっこ塾代表の大久保悠氏から、「ポストコロナの発達援助論」をお送りいただきました。私が日々発信する問題意識を共感いただく方の著書で興味深く読ませていただきました。

現在の学校は、感染症の専門家からの強い声を受けて、マスク、ソーシャルディスタンス、黙食といったことが行われています。2年前に新型コロナが未知のウイルスで感染したら死ぬのではないかとの恐怖があった時にこの対応は必要であったと思います。しかし、2年経って、新型コロナは子ども達には風邪、インフルエンザと同様であることが分かってきました。にもかかわらず、この対応は継続し、更にエスカレートしています。

 

テレビが不安と恐怖を煽り続けたためその影響を受けたコロナヒステリーの方が保護者にも一定数いることから、その保護者への対応や世間の同調圧力などもあり、対策するに越したことはないとの考えから学校での対策は終わりが見えません。

 

しかし、本書を読んであらためて確信しましたが、子どもの発達や成長にとって、マスク、ソーシャルディスタンス、黙食といったものは害悪しかありません。私たちは感染対策の名のもとに2年以上に渡り、子ども達にこれらのことを強いてきました。現場では子ども達に様々な予兆が出始めています。

 

この2年間を取り戻すことは出来ませんが、子ども達にとって新型コロナは、ほぼノーリスクであることが分かってきた今日、すぐにでも子どもの発達や成長を阻害するこれらの対策を止めるべきです。感染症の専門家の視点のみで見ると、いつまでたってもこれらの対策は終わりません。今こそ、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、支援学校教諭といった専門家の声を政治は聞くべきです。

 

私は、Twitterで、「#学校から日常にもどせ」運動を展開しています。最初の頃は、コロナヒステリーの方からかなりの攻撃や誹謗中傷をいただきましたが、今では賛同いただく保護者の輪が広がっています。感染対策の視点ではなく、子どもの発達や成長といった視点で今の制度を改めるべきです。今やらないと取り返しがつかないことになってしまいます。

 

「#学校から日常にもどせ」子ども達の未来のために皆で声を上げましょう。