昨年今年とインフルエンザが消えました。このことをマスク、手洗いなどの感染対策を皆がしている効果だとか、このような感染対策でインフルエンザは防げてもコロナは防げていないのでコロナは怖いといった感覚を持っている方は多いのではないでしょうか?テレビでもこのような視点で報道されていますが私はかなり違和感を持っており調べてみました。

 

厚生労働省の資料では昨年(2020/2021シーズン)インフルエンザによる入院患者は112人でした。今年(2021/2022シーズン)は1月28日現在で43人です。コロナ以前は毎年約2万人の方がインフルエンザで入院されていた(自宅で療養した方ははるかに多い)ことを考えると、この2年間でインフルエンザは消えたと言ってもいいでしょう。

 

しかし、私のTwitterに、明らかにインフルエンザの症状ですが、インフルエンザの検査をしてもらえずPCR検査をして陽性となりコロナ療養になりましたとの声をたくさんいただいています。我が家でも昨年息子が高熱で学校から帰ってきて病院に行ってもインフルエンザ検査はせず、PCR陰性だったため自宅療養になったことを思い出し、調べてみると、2020年3月に厚生労働省、医師会から、インフルエンザは検査をしないとの対応方針が出されており、PCR検査を行うこととなっています。

 

実際は、インフルエンザの検査をしないからインフルエンザが消えたことになっていることが分かりました。インフルエンザもコロナもPCR検査では同様に陽性になるとの声もあり、そう考えると、発表されるコロナ陽性者の中にインフルエンザ陽性者も含まれているのではないかと感じます。

 

特に第6波といわれるオミクロン株は、風邪やインフルエンザとよく似ていると言われており、このオミクロンの急拡大は実際はインフルエンザなのではないかとも疑ってしまいます。2019年までは毎年この時期はインフルエンザが流行して多くの方が感染し、場合によっては亡くなる方もいました。しかし、このことを社会は受け容れて、まん防や緊急事態宣言などと騒ぐこともなく、毎日の感染者数を数えて報道して煽ることもありませんでした。私たちは一度冷静に今起こっていることを見つめる必要があると感じます。

 

インフルエンザの検査をしていないことは政府や専門家は当然知っているはずです。それをマスクや手洗いの効果だと国民に思い込ませてきたことは私は問題だと思います。毎日、新規陽性者の拡大で騒がれていますが、インフルエンザもコロナ扱いになっているのではないかとの懸念にぜひ専門家の説明をお聞きしたいと思います。

 

2年以上に渡るこのコロナ騒動を冷静に見るとおかしな点、不思議な点がたくさん見えてきます。一番怖いのは、専門家が非科学的でいい加減なことを言ったり、事実や知見を伏せて、嘘を言っているのではと思われることが多々あり信用できなくなることです。一度しっかりとした検証が必要であると考えます。