「嫌われた監督」を読みました。この本はTwitterで多くの方がお勧めの本として紹介していたので購入しました。

落合が監督を務めた8年間の中日ドラゴンズの成績は、セリーグ優勝4回、2位3回、3位1回、そして日本一1回です。その後の10年間は5位6位と低迷が続いていることを考えるといかに落合監督の時代のドラゴンズが強かったかということです。

 

その強さの理由がこの本を読んで良く分かりました。プロフェッショナルとは何か?リーダーとは?といったことが心に響きました。

 

この8年間を、川崎憲二郎、森野将彦、福留幸介、宇野勝、岡本真也、中田宗男、吉見一起、和田一浩、小林正人、井出峻、トニ・ブランコ、荒木雅博の視点から描かれていますが、この時代に、まさにドラゴンズファンとして熱狂していた者の一人として、それぞれのシーンが思い出され、それら一つ一つに落合監督の深い考えがあったことを知り、驚きや感動で体が震えながら一気に読みました。

 

落合監督は選手時代から「俺流」という言葉で表現されていましたが、プロとして、自分にも人にも厳しい真のリーダーだと感じます。

 

私はこの本を高校受験が終わった時に、息子に贈ろうと思います。そして人生の節目節目でこの本を読むようにと伝えようと思います。

 

私も政治家としてかくありたいと思います。皆さんにもぜひお勧めします。

 

本当に、落合博満ってすごすぎます。