昨日三重県議会は閉会しました。1月15日に開会し、343日の会期を終えて無事閉会することが出来ました。閉会日に議事堂玄関で新政みえ21人全員で写真を撮りました。

この一年を振り返るといろんなことがありました。新型コロナは本県では10日間連続新規陽性者は0人で入院されている患者も0人と完全に収束している状態ですが、度重なる緊急警戒宣言、緊急事態宣言などにスピード感を持って対応してきました。中でも補正予算の対応として7回の緊急会議を開催しました。

 

5月には、三重県議会の選挙区と定数問題に関し、私は提案者の一人として、定数51人から48人に削減する条例改正案を上程し、ブログに三重県議会史に残る議論であったと書きましたが賛成多数で可決されました。この問題は改選前に定数45派と51派が激しく対立し、議会を二分しており、このような分断を終わらせなければいけないとの使命感を持って臨み、結論を得ることができました。

 

また10年近くかけて準備してきた三重とこわか国体、三重とこわか大会の開催を中止するという苦渋の決断を行うことになりました。私は当時ブログにこの中止の判断は歴史の評価に耐えられるのかと書きましたが、今でもこの判断については非常に無念な思いが残ります。

 

9月には鈴木知事が国政に転出するとのことで、知事選が行われ新しい一見知事が誕生しました。議事日程を大幅に変更し知事交代に対応した議会運営を行いました。

 

大変な一年ではありましたが、5月からは副議長としていい経験をさせていただいたと思います。本日今年最後の正副議長定例記者会見を終えました。副議長室の自分の机を片付けて新年を迎える準備をして四日市に戻ります。