衆議院総選挙が終わりました。結果は自公は安定的に与党を維持し、野党は日本維新の会が躍進し、立憲民主党が伸び悩んだ形となりました。三重県は、自民党4名、立憲民主党2名、公明党1名の代議士が誕生しました。私の住む三重3区は、小選挙区で立憲の岡田克也さん、比例区で、自民の石原正敬さん、公明の中川康洋さんと3名の代議士が当選しました。党派関係なく地域に3名代議士がいるということは、いいことで、四日市のため三重県のために、それぞれの立場でご活躍頂くことと思います。ベテランの岡田さんはもちろんですが、個人的には石原さんは平成15年に県議会初当選した同期で、中川さんは県議会でも一緒に仕事をしましたが、四日市JCでも一緒に活動をしてきましたので、ご期待申し上げます。

 

今回の選挙は、新政みえとしては、1区から4区まで立憲の候補者を応援してきましたので、1区の松田さん、4区の坊農さんが当選できなかったことは本当に残念です。私は、落選経験がある者として本当に心中をお察しし、かける言葉もありませんが、昨日早速、会派総会に御礼のごあいさつに来ていただきました。

 

政権交代可能な二つの保守政党が必要だと私はこれまでも訴え続けてきましたが、今回の選挙で日本にはそれは馴染まないのかもしれないと感じる所もあります。小選挙区比例代表並立制が導入され、25年以上経ちますが、もしかするとかつての中選挙区制の方が、日本にはいいのかもしれないと感じています。

 

新型コロナを経験して、政治の重要性を皆が感じていると私は思っていましたが、残念ながら投票率は、55.33%で戦後3番目の低さとのことでした。また全議員465人のうち、女性は45人で、割合は9.7%と前回より下がりました。いろいろともやもや感の残る選挙となりました。

 

いろいろと考えさせられる選挙でしたが、新型コロナ後の社会づくり、中国の海洋進出など、内政、外交ともに課題山積です。日本の未来のために、当選された代議士の活躍をお祈り申し上げます。