今日は緊急議会が開かれ新型コロナ対策の補正予算約78億円を可決しました。その内、市町のワクチン接種会場への医療従事者派遣支援や、県が運営する集団接種会場を、北勢、中勢、南勢の3ヶ所設置するため約9億7千万円計上しました。

 

高齢者のワクチン接種は市町の事業ですが、国の7月末までに希望するすべての65歳以上にワクチン接種を完了するとの目標を達成するため、県も出来る限りの支援をするとのことで今回の補正予算となりました。三重県民176万人の内、65歳以上の方は53万人です。私はこの53万人への接種が7月末までに完了すれば、新型コロナへの不安や恐怖や自粛といった世論が変わると感じています。

 

今日の議論で、県として総力を挙げて7月末までに高齢者接種を完了するとの強い信念を感じました。この騒動を一日も早く終わらせるため全力を尽くします。

 

緊急事態宣言延長を支持する世論に押され、本日緊急事態宣言が延長され、三重県のまん延防止等重点措置も延長されることになりそうです。全国的には新規陽性者数は抑えられ、10日連続退院者が大幅に上回り、実効再生産数は0.84まで下がりました。東京都は0.88、大阪府は0.7、三重県は0.71で、明らかに収束局面であるにも関わらず、テレビの感染拡大といった誤った情報により、コロナ以外のリスクに目を向ける視点を政治が失っていることを残念に思います。

 

感染予防効果が未知数の緊急事態宣言やまん防で特定の業種を狙い撃ちして、子ども達の可能性や夢を奪っていることに本当に申し訳なく思います。テレビの影響で不安を徹底的に植え付けられていますので、この世論を変えるのは相当大変ですが、子ども達の未来のために、一日も早く日常を取り戻すため、全力を尽くします。自治体として医療体制をしっかり整え、ワクチン接種の体制もしっかり整えていきます。皆さん一緒に世論を変えていきましょう。