前にブログで書きました(4/16ブログ参照)、小林貴虎県議による住所無断記載問題について今日も代表者会議で協議がなされました。

県議の住所無断記載問題について | 三重県議会議員 稲垣昭義 オフィシャルブログ「 初心、継続。」Powered by Ameba (ameblo.jp)

 

この問題について、14日、19日、21日、26日、28日と代表者会議にて5回に渡り協議がされました。21日に本人に代表者会議に出席いただき、経過説明と謝罪をいただいたのですが、その謝罪のすぐ後もSNS上で、被害にあわれた二人の方を誹謗中傷する書き込みに「いいね」を繰り返すなど本人の反省と謝罪の気持ちが全くないとのことから問題は長期化しました。

 

新政みえは、三重県議会初の政治倫理審査会の開催を求めてきましたが、自由民主党県議団の津田団長が、人権侵害について繰り返しお詫びをされ、小林県議の議会での所属である差別解消を目指す条例調査特別委員会の委員を差し替えること、役職である教育警察常任委員会副委員長を辞することが報告されました。また、最も重要な、被害にあわれたお二人に対して、小林県議が誠意をもって謝罪し、その報告を代表者会議にするとのことでしたので、今後の小林県議の行動をまずは見守らせていただくこととしました。

 

私からは、許されることのない人権侵害であり、小林県議は一昨年もヘイトスピーチと思われる書き込みをSNSで行い代表者会議で謝罪をされている経緯もあることから、深く反省し、もし次に同様の人権意識を問われるようなことを繰り返したら、三度目はない、つまり議員辞職をしていただくと強く申し上げました。議長からあらためて厳重注意をしていただくと共に、議会として、人権侵害を許さない、差別的言動を許さないとの意思を示すため決議を行うことを求めました。

 

今回の問題は、マスコミでも大きく取り上げられたことから県内外の皆様から多くの関心が示されました。私の所にも新政みえに対する批判や激励など様々な声をいただきました。新政みえとしては議会のルールに則り、取組ませていただきました。小林県議は、被害にあわれたお二人に誠心誠意謝罪をし、今までの自らの人権意識を見つめ直し、二度と同じ過ちを犯さないよう精進して欲しいと願います。そして、議会人として、マイノリティーの立場に立った活動に今後取組んでいただくよう望みます。