昨日三重県議会では、午後から有志の議員でお茶の勉強会が行われました。

 

日本茶道塾茶道教授で静岡産業大学非常勤講師の吉野亜湖さんからは、「海を渡った日本茶の歴史と静岡茶の取組み」をテーマにお話しいただき、元三重県史編集委員、三重大学附属図書館客員教授の吉村利男さんからは、「近代の伊勢茶の生産と販売及び五世伊藤小左衛門」をテーマにお話しいただきました。

 

ペットポトルの茶飲料の普及で、若者にお茶は広がっており、日本茶カフェなどの新しい文化が生まれていることや、海外で今日本茶は人気で、健康志向、高級志向の人たちに広まってきていることなど非常に興味深く聞かせていただきました。また、SNS映えを意識した、茶氷プロジェクトや、茶の間、ビアカクテル静岡茶ビールなどの静岡県の取組みもいいアイデアをいただきました。全国第3位のお茶の生産を誇る三重県として、今後の茶業振興のキーワードは、歴史と若者と輸出だと私なりに感じました。

 

三重県のお茶の歴史と言うより、日本のお茶の歴史にとって多大な功績のある、幕末から明治にかけて活躍した4名をご紹介いただきました。伊藤小左衛門氏、大谷嘉兵衛氏、坂井甚四郎氏、駒田作五郎氏です。私はこの4名について存じ上げなかったのですが、本当にすごい先人が活躍されていたことを知りました。

 

昨日聞かせていただいたものを私なりに10分にまとめてVoicyでお話しました。ぜひ一人でも多くの三重県人に聞いていただきたい内容です。よろしくお願い致します。