本日ワインエキスパート試験の合格発表でした。先週テイスティングの二次試験を受けてからドキドキの不安な一週間を過ごしましたが、無事合格させていただくことが出来ました。7月末に一次試験に合格してから約2カ月間、四日市や津のワインバーでお世話になり、ソムリエやエキスパートの方々など本当に多くの皆さんにご指導を頂きました。たくさんの方に応援と期待をいただくことを幸せに感じると共に、プレッシャーでもありました。素晴らしい結果を出すことができ感謝、感謝です。

 

昨年、ソムリエ協会のブロンズ試験、シルバー試験と順に合格し、ワインを楽しめる知識もつき、ここまでで十分満足していました。本年3月に大学院を卒業し、2年間毎週追われていたレポートを書かなくて良くなり、新型コロナの影響で夜の予定がほとんどなくなったことから、この時間的余裕を活かして、ワインエキスパート試験に挑戦しようと4月に決意しました。しかし一次試験の筆記も二次試験のテイスティングもかなりハードで、この半年間の自分をほめてやりたい思いです。

 

私がワインを学ぼうと思った理由は、ワインは人と人をつなぐものだということです。昨年ブロンズ試験に挑戦してからこれまでの間、ワインを通じて本当に素晴らしい人との出会いをたくさんいただきました。また、ワインの表現にマイナスの言葉は使いません。これはワインがいい人をつなぐ理由かもしれません。最近は、悪口や誹謗中傷などがSNSや現実社会にあふれています。悪意ある批判や自分の正義を押し付ける他者批判などに辟易することがありますが、ワインの世界はマイナスの言葉や貶す言葉は使わない世界です。

 

私は、4年前の市長選挙の敗戦から「価値観の共有」ということを大切にしていますが、負の言葉を使わない、人の心を豊かにするワインがつくる空間を共有できることを大切にしていきたいと思い学びはじめました。

 

まだまだ学びが足らない未熟者ですが、多くの皆さんにご指導いただき、ワインエキスパートを取得することが出来ました。これからもワインを楽しみながら学び続けたいと思います。また今後、ワインエキスパートとして、ワインを一緒に楽しむ仲間を増やす企画をいろいろと考えたいと思っています。ぜひ皆さんワインの魅力を共に楽しみませんか?

 

学生時代の受験の合格も、県議会議員選挙の当選も、47歳で大学院を卒業出来たことも最高のよろこびでしたが、それらのよろこびと同じくらいこのワインエキスパートの合格を嬉しく思います。自分の名前をソムリエ協会のHPで見つけて感動しました。このような刺激がある日々に感謝です。