毎年8月の第一土日は大四日市まつりが開催され、街中は、からくり山車や諏訪太鼓で賑やかで、四日市港でも港まつりが行われますが、今年は新型コロナの影響で中止となり静かな土日となりました。

昨日は諏訪神社にて四日市商工会議所主催の商品祭のみ行われました。昭和3年に始まったこの商品祭は、商工業都市四日市の商工業の発展を願い毎年開催されてきました。今年も継続できたことは意義深いことと思います。私も新型コロナに負けない商工業の発展をお祈りさせていただきました。

 

今年は、地域の夏祭りや盆踊りもすべて中止となりさみしい夏となっています。例年週末は様々なイベントを飛びまわっていて、その時にしかお会いしない人や、新しい出会いなどの機会であったのですが、今年は残念です。私が心配するのは、後継者不足が課題であった伝統行事やPTAや育成会などの役員の努力で成り立っていた行事が今年行わないことで、来年以降も無くなっていくのではないかとの心配です。

 

昨日NHKニュースで、17万組が結婚式を中止したとの報道がされていました。新型コロナ後も結婚式を盛大に挙げず、入籍だけでいいのではといったことにならないかと考えます。最近、お葬式もほとんどありません。政治家は葬式に参列したり弔電を打たせていただく機会が多いのですが、この新型コロナの影響で、人が亡くならなくなったということはないと思いますので、家族葬ですませることが増えているように感じます。

 

新型コロナ後は今まで行われていた催しや行事、冠婚葬祭のあり方が大きく変わるのかもしれません。負担軽減や効率性は大切ですが、それだけの理由で今まで続いてきたものが無くなっていくことは残念に思います。いろいろ考えさせられる夏です。