今週一週間は、県議会の今年度の体制を決める役選議会が行われました。新型コロナウイルス対応の会議と交互に会議が重なった一週間となりました。各議員の一年間の役職や所属を決めるこの時期は非常にエネルギーを使います。どの企業でも組織でも、人事は様々な人の思いが重なり大変な作業であると思いますが、議会においても選挙で選ばれてきている議員の役職等を決めることは結構大変です。

 

私は新政みえ代表として、新型コロナウイルス対応をしなければいけない緊急事態に、議長や副議長のポストをめぐって会派同士が激しく争うことは止めて、話し合いで決めることが、今後議会一丸となった対応が出来ると考え、早くから他会派の皆さんに申し上げてきました。

 

結果として、私と同じ思いを持った多くの議員が各会派にいてくれたこともあり、本日本会議にて、議長には新政みえから日沖正信県議、副議長には自由民主党県議団から服部富男県議が信任投票で選ばれました。新型コロナウイルス対応等課題山積の中、思いを同じくする多くの議員の皆さんと協調しながら進められる体制が出来たことは良かったと思います。

 

また、新たに差別解消を目指す条例検討調査特別委員会の設置が決まりました。SNS等での差別や偏見に基づく誹謗中傷など様々な問題がある中、県議会としてこれらの課題にしっかり取組むべきと考え、新政みえから提案させていただき設置することになりました。新たな条例づくりを視野に入れ議論することになります。

 

私自身は、教育警察常任委員会、議会運営委員会、予算決算常任委員会に所属することになりました。引き続き新政みえ代表として代表者会議のメンバーにも加わります。

 

いろんなことがあった一週間でしたが、無事新たな県議会の体制がスタート出来たことにホッとしています。東海3県の緊急事態宣言も解除され、本日から休業要請もなくなり、油断は出来ませんが、少しずつ経済や生活を動かし始めることになります。また来週からは学校も再開されます。平穏な日常を一日も早く取り戻すため、日沖議長を先頭に県議会として新たな体制で全力を尽くして参ります。