6月3日に県議会最大会派新政みえの代表に就任し、6日の代表質問からスタートした6月議会も本日すべての議案を議了することが出来ました。様々な議論があった議会ですが私がポイントと思う二点について書きます。

一つ目は、選挙区及び定数に関するあり方調査会を設置することを議決しました。改選前の県議会は議員定数問題で大きく揺れました。私は県民の信頼も失ったと思っています。この選挙区と定数の問題を決着するため、有識者による第三者機関を設置し取りまとめていただくことになりました。私は一歩前進だと思っています。

 

二つ目は、豚コレラ対策です。岐阜県の豚コレラ感染野生いのししが三重県との県境まで南下してきている中、本県においても愛知県、岐阜県で実施されている野生いのししに対する「豚コレラ経口ワクチン」を散布できるよう国に対して意見書を提出する議論をしておりました。しかし26日に県内で初めて、いなべ市において2頭の野生いのししが豚コレラに感染していることが確認されたことから、国も素早い対応をいただき、本県において約4000個の経口ワクチンを100か所散布することを決定いただきました。

 

今後、飼育豚に対するワクチン投与の是非についての難しい議論がありますが、緊迫した状況の中で、各派の政策担当者を中心に執行部とも連携をとってしっかりとした議論、そして対応が出来たのではないかと思います。

 

ちなみに、豚コレラは、豚、いのししの病気であり人に感染することはありません。また感染豚の肉が市場に出まわることはありませんが、仮に感染豚の肉を食べても人体に影響はないと言われています。

 

今日で議会はひと段落して、参議院議員選挙モードに突入です。同志であるよしの正英立候補予定者の必勝に向けて全力を尽くしたいと思います。