本日第48回衆議院議員選挙が公示されました。私は朝岡田かつや事務所にて必勝祈願の神事に出席して、その後出陣式に出席しました。

今回の選挙は、安倍首相による突然の解散によって行われますが、朝鮮半島情勢が非常に不安定な中行われます。

本来は安倍首相の悲願である憲法改正が争点になるべきと思いますが、自民党案もまとまっておらず、与党の調整もされておらず、新しくできた野党は当然中身の議論は全くない状態で突然選挙になったので争点にはなりません。

 

安倍首相は解散の記者会見で、財政再建を先延ばしにして消費税の使い方を変えることを国民に問うと言いましたが、希望の党が消費税増税凍結と言い出し、消費税の使い道や財政再建も争点になりにくくなりました。

 

非常に重要な点が争点とならない突然の選挙の意味を見つけ出すことは困難ですが、しいていえば、安倍首相一強政治の是非が争点なのかもしれないと思います。

 

森友学園の問題では、安倍夫妻のお友達に関わる劣化した民主主義が問題となりました。加計学園の問題では行政のあり方が問われています。稲田防衛大臣という素人が国防の任にあったことで我が国の国防が揺らぎ、自衛隊員の身の安全が脅かされました。

 

英国の政治家ジョン・アクトン氏は「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する」と言いました。細川元首相は熊本県知事時代に「権力は10年で腐敗する」と言い二期で辞めました。

 

今回の選挙は、「権力とは何ぞや」ということが問われる選挙なのかもしれないと考えます。

 

私自身は、県議としてではなく衆議院議員選挙を迎えました。一国民として、三区は信念が変わらない、政治家として信頼できる無所属の岡田かつや候補を応援致します。そして一区は、筋を通す、人の温かみがある無所属の松田直久候補を応援致します。皆様方のご理解とご支援を賜りますようお願い致します。