今日は全国龍馬社中東海ブロック大会が安濃津龍馬会主催で津の四天王寺にて開催されました。この四天王寺には津藩士で、今日ある写真の祖と言われる堀江鍬次郎氏のお墓があります。

この堀江氏は、江戸の北辰一刀流の道場玄武館で学び、長崎にも留学した非常に優秀な化学者であったようです。ちなみに堀江氏の墓碑には、1855年に長崎海軍伝習所(海援隊の人材を育てた)に堀江氏含む12名の津藩士が留学したと記されており龍馬さんとのつながりを思いめぐらせました。

長崎で堀江氏は、有名なこの坂本龍馬写真を撮影した上野彦馬と出会い、この二人の出会いが日本の写真技術の基を作ることになります。

私は、堀江鍬次郎という人物を始めて知り、幕末明治の時代に三重県にこのような素晴らしい方が活躍されていたことに感動しました。ちなみに、これも有名な写真ですがこの土方歳三の写真を函館で撮ったのは熊野出身の田本研三氏とのことで、三重県は日本の写真の歴史において非常に重要な写真家を輩出していることを知りました。

最後に、遠州龍馬会の林会長により、当時のままの技術で湿板写真にて参加者で記念撮影をしました。その写真が上記の写真です。

幕末にタイムスリップした幸せな時間を過ごすことができました。また三重の魅力を再発見させていただくことが出来た一日でした。