最近報道でビットコインという言葉をよく耳にするようになりました。ビットコインが8月1日にビットコインとビットコインキャッシュに分かれ取引所が停止になったとか、ビットコインを盗んだ強盗殺人事件が起こったなど、どちらかというと怪しい仮想通貨といったイメージを前提とした報道が多いように思います。

 

このビットコインは、ナカモトサトシ氏という正体不明の人物の論文が2008年に発表され2009年から生まれた比較的新しい仕組みです。この論文はA4用紙9枚のシンプルなもので、私も読もうと挑戦しましたが私の頭では理解できるものではありませんでした。

私は、ブロックチェーンといわれる技術的なことを理解する能力はありませんが、中央銀行に管理されない、為替の影響を受けない、世界共有の通貨というものの可能性は感覚的に感じています。

 

多くの日本人が現金で管理していた時代から、銀行が登場して銀行預金で管理する時代に変わる時、銀行預金の信用について不安視する声が多くあったことと思います。時代の変化を考えると、もしかすると近い将来は、ビットコインなど仮想通貨と呼ばれるものが日常的なものになっているのかもしれません。

 

世界でのビットコインの広がりに比べて日本はかなり遅れ気味であることと、情報量がかなり少ないように感じます。世の中の動きや変化に対して出来るだけアンテナを高く張っていきたいと思います。

 

私は、日本人かどうかも不明なナカモトサトシ氏という人物が誰なのかといったことも非常に興味深く思っています。