先日東海テレビで放送されましたロンブー淳のスマホ旅、田村淳さんが四日市をスマホ片手に旅する番組の録画をみました。四日市の馴染みの景色をテレビで楽しみました。

商店街の中入道に向かっていく途中で、淳さんが大入道と四日市の関係について何人かに聞いていましたが、皆さん答えられず驚きました。大入道は四日市市民ならほとんどの方が知っていますが、大入道の歴史までは知られていないようです。

 

大入道は昔、狸がいろいろなものに化けて街中で悪さをするため、それをこらしめるために作ったものと私は聞いています。四日市祭りに登場するからくり山車の中に、岩戸山という山車がありますが、この山車は、狸が巫女に化けているという山車で、大入道とは対で登場する山車です。

 

四日市はかつて大入道以外にも多くのからくり山車を有していましたが、四日市空襲でそのほとんどを焼失しました。大入道は、地域の皆さんが疎開させたため、戦禍を逃れ今日四日市のシンボル的なものになっています。

 

最後のシーンで、失恋の思い出の品を持って四日市港の夜景スポットに集まるというものがありました。集まった人たちがそれぞれの思いを淳さんと一緒にコンビナートの夜景にぶつけて、コンビナート夜景ありがとうというシーンをみて、今後、失恋を受け止めてくれるスポットとしてコンビナート夜景の魅力が一つ増えるのではと期待しています。

 

ツイッター情報で旅をするという番組は双方向性を感じ、新しい時代を感じます。私も、慈善橋市場の紹介をツイッターに書き込みましたが、私のアカウントもテレビで一瞬映りました。

 

淳さんが一日四日市を旅して情報発信していただきました。感謝と共に、四日市の魅力再発見、新しい四日市の魅力づくりに活かしていきたいと思います。