昨日から全国青年都道府県議の会総会で静岡に来ています。平成15年私が初当選の時に仲間たちと作ったこの会も志高い40歳以下の都道府県議が集い脈々と続いています。設立当初のメンバーは40歳を超えたためシニアクラブとして今回参加させていただきました。

青年都道府県議の会
総会の後、静岡県舞台芸術センター(SPAC)を視察させていただきました。この劇場は1997年に出来ましたがその際、日本で初めて県立の劇場と劇団(SPAC)が一体となって運営されている施設です。貸館をせず創造型、発信型の劇場としての運営は新しい発見でした。


静岡の文化力を高めるための取組として、SPACの舞台を静岡県の子ども達は観る機会があり、また演じる機会があります。また東京を経由しなくても世界とつながれる一流の劇団としての取組はまさに地方創生の実践例と感じました。


SPAC芸術総監督の演出家宮城聰氏のお話を聞かせていただき、劇場は人口流出を食い止める、芸術を通じて世界とつながる、独自性を育てる教育など熱い気持ちになりました。


日本は成熟した社会を迎え、人口減少時代に入り、今後文化が大切になってくるということを私は何となく感じています。三重県では野呂県政の時に文化力と言う抽象的な考え方を県政の柱においた時期もありました。


四日市や三重県でこのSPACの取組が出来るかどうか分かりませんが、じわっと染み渡る、また地域に誇りを持つ文化のあり方について大きなヒントをもらいました。


夜は、江戸幕府15代将軍徳川慶喜公が大政奉還後暮らした屋敷跡の庭園を観ながら同志たちと懇親をはかりました。毎回感じますが、この国にはいい政治家が確実に各地域で育っています。

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