教育警察常任委員会の県内調査で先日県内の小学校を1校、中学校を1校視察しました。伊賀市立柘植小学校では、キャリア教育のユニークな取組、広い意味での子ども達の学力向上の取組を聞かせ頂き、授業も見せて頂きました。個人的にはT-1(つげワングランプリー)の漫才大会に興味を持ちました。

小学校視察
学力テストの結果に多くの関心が集まっていますが、テストの点数が全国平均と比べてどうかとか、他校と比較してどうかといったことばかりに目が行きがちです。私は三重県の子ども達が他の都道府県に比べて勉強ができないとマスコミや心無い大人たちに言われることは避けなければいけないと思いますので、現状を改善し、基礎学力も応用学力もしっかり点数が取れるよう対応していかなければいけないと考えます。


一方、子ども達の広い意味での学力、自分に自信を持っている子の割合や、人前で発表することを得意としている子の割合などをしっかりと確認し、学校の取組に生かすことは重要で、まさに柘植小学校の取組はその知恵が詰まっているように感じました。


こんな総合的な学力向上の取組を県としてすすめていきたいと考えます。


もう1校は津市立南郊中学校にお伺いしました。この学校は5年ほど前はいわゆる荒れている学校でした。長きに渡り多くの課題があった学校が校長先生と教員の努力や地域の力で生まれ変わりました。


校長先生や教頭先生から熱い思いを聞かせていただき、授業も見せていただきました。教育は人だなとあらためて感じました。一方教師の特別な能力というより、あいさつをする。そうじをする。笑顔。といった基本が重要であることを感じました。この簡単に思える基本を続けることがなかなか出来ないのですが、根気よく取組んでいることに敬意を表します。

三重県議会議員 稲垣昭義のひとり言-三重県 ←最後まで読んでいただきありがとうございます。人気ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。