4日~6日まで新政みえの会派視察で佐賀県、長崎県を訪問しました。三重県あるいは四日市ですぐにでも取組みたいヒントをたくさんいただき有意義な時間を過ごすことができました。

 

佐賀県では、ipadを活用した救急医療情報システムを構築し運用しています。市町の管轄の消防署と県の医療政策チームが連携し、すべての救急車にipadを配備して病院の体制を簡単にチェックすることができ、まさに命にかかわる救急搬送時の時間短縮と運用コストの削減に成功しています。4年前に佐賀県で始まったこの取組は現在8県に広がっています。

佐賀県議会
武雄市では、スタバがあって本を買うこともできる非常にお洒落な公設民営の図書館を視察しました。四日市の市立図書館もかなり古く手狭になっていて市民から建て替えの声もある中、非常に参考になる取組でした。

武雄市図書館

また、武雄市の広報紙は非常にスタイリッシュで広報のあり方も学ぶことが多くありました。特に市のホームページをフェイスブックに一元化し、市民と双方向の広報のあり方に挑戦されており非常に魅力的な取組と感じました。

 

また来年度からすべての小中学生にタブレット端末を配布し、授業の動画を入れた端末を子どもたちが家庭に持ち帰り、宿題として予習を行う「反転授業」の取組を本格的にスタートされます。佐賀県においてもすべての県立高校入学の生徒にタブレット端末購入を義務化する取組も始まろうとしています。これも非常に興味深い取組でした。

 

長崎県ではハウステンボスで高田執行役員からハウステンボス再生の取組を聞かせていただきました。観光ビジネス都市実現という明確な目標にむけてスタッフが一丸となって取組んできた結果、ハウステンボスが生まれ変わりました。熱くなる話を聞かせていただきました。

 

最後に、今日は端島(軍艦島)に上陸しました。この軍艦島についてはあらためてまた書きたいと思いますが、日本が産業革命をおこし近代化していく物語が凝縮して詰まった島です。後世に伝える意味でも来年の世界遺産登録が実現することに期待します。

軍艦島

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