今日は市立南中学校で、乗って残そう内部八王子線を存続させる会が開かれ出席させていただきました。昨日三重県を代表して東海大会に出場した南中学校吹奏楽部の皆さんの素晴らしい演奏の後、内部八王子線存続に向けて様々な取組を行っている各団体の皆さんから発表がありました。


この問題は、近鉄の方から廃線の提案がなされて市との間で協議が続いていますが8月末に一定の方向性が出るといわれています。途中から県も協議に加わって鉄道で存続させるため様々な知恵を絞っていただいています。


内部八王子線は四日市にとっても三重県にとっても必要な鉄道です。また全国の鉄道ファンにとっても重要な鉄道です。協議も大詰めにきていると聞いていますが、今日の会で採択された宣言の通り、貴重な地域の宝として鉄道存続がされるよう期待をし、私も微力ながら取り組んで参りたいと思います。


もう一つ四日市市は今、オーストラリア記念館の存続問題を抱えています。このオーストラリア記念館は大阪万博のオーストラリアパビリオンを移築したもので、愛知万博でオーストラリアが出展した巨大カモノハシも中に収蔵されています。


現在、財団法人日本万国博オーストラリア記念館が管理していますが、耐震補強等の課題から基本財産を崩し、取り壊すといった方向が示され市もその意向です。


私は、オーストラリア記念館は四日市市民にとっては馴染みの深いもので、簡単に取り壊すとの結論を出すことには反対です。これまで積極的な活用がなされていなかったこともありますが、今後、オーストラリア政府やシドニーとの関係をより強固にし、物産、観光、音楽、スポーツなど様々な視点からあらためて貴重な歴史的財産としてその活用法を検討することが重要であると考えます。市議会での議論を注視したいと思います。


時代に合わせて新たしく進化させていくことは世の常ですが、中には未来のために守らなければいけないものもあります。内部八王子線、オーストラリア記念館は四日市市民として守っていかなければいけないものだと感じますが皆さんいかがですか?

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