今年私が所属することになりました健康福祉病院常任委員会が開かれました。今日は所管の概要説明を執行部から受けました。新型インフルエンザ対策や地域医療・在宅医療、健康対策、ライフイノベーション、障がい者施策、子育て施策、児童虐待対策、高齢者福祉、県立病院など非常に多岐に渡る重要な委員会であるとあらためて感じました。


今日の説明の中でいくつか私が取組んでいる課題を報告致します。一つは、本年4月に障害者優先調達推進法が施行されたことから、今年度中に、公契約において障害者就労施設等からの物品等を優先調達する調達方針を策定して実施するとのことです。中身についてしっかり議論したいと思います。


次に、県内の在宅医療サービスを充実させるため25年度と26年度の二年間で市町の在宅医療提供体制の基盤づくりを推進します。小児在宅医療の充実も含めて力を入れて取組みたい課題です。


また「がん対策推進に関する条例(仮称)」を制定することがあらためて示されました。県内で毎年約5,000人の方ががんで亡くなっています。こちらも中身の濃い条例にしたいと思います。


5月31日までに厚生労働省に提出する三重県地域医療再生計画の積み増し分が策定され本日議論となりました。本県はこれまで平成21年に50億円、平成23年に約60億円が地域医療再生計画に基づき交付されていますが、今回の申請は総事業費で、災害医療対策約16億6千万円、医師等確保対策約13億5千万円、在宅医療対策約1億円となっています。


これは地域医療を守るため非常に重要な財源で、今後も国が引き続き取組をおこなってもらえるよう働きかけをしていかなければいけないと考えます。

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