昨日は朝、17日の座談会で出された要望の現場調査に行きました。河川から用水への堆積土砂を年に数回地元の方が出ていただいて撤去いただいているとのことで昨日は町の中のボランティアで結成されたグリーン隊の活動を行う日ということでお邪魔しました。
ボランティアで堆積土砂の撤去は行うが、豪雨時に水門の管理が非常に危険なため作業が安全に出来るよう橋をかけてほしいとの要望と用水の出口を広くしてほしい等々の要望をいただき現場を確認しました。
すべて行政に依頼するのではなく、地元の役割、行政の役割を考慮しグリーン隊の活動をいただいていることは素晴らしいと感じます。少しでも要望が叶うよう私も微力ながら取り組んで参ります。
その後、登庁し、森林税導入に向けて所管の常任委員会が参考人招致を行っていましたので傍聴しました。熊野市長の河上氏、商工会議所の井ノ口専務、百五銀行の山口研究員の三名がお越しいただきました。
河上市長は時期は良くないがぜひ導入すべきとの趣旨でしたが、残りの二人は、森林保全の必要性を考えると消極的ながら導入はやもうえないのかなといった感じでした。
野呂県政で導入に向けて議論されましたが見送られた経緯がある中、今回は紀伊半島大水害等を経験した中であらためて災害に備えるための森林の重要性を考慮し導入が提案されています。
私はこれまで何度も森林税導入については消極的な立場で議論をしてきましたが、この2月27日に森林税導入の条例案が上程されいよいよ最終の判断が求められます。昨日の参考人の意見を聞いていて、既存事業の精査、小規模事業者への配慮、教育等長期的な視点での検討をしっかり行った上で消極的賛成といった雰囲気かなと感じ、私の考えも同様です。あらためてしっかり議論したいと思います。