昨日は沖縄県立中部病院を訪問し宮城院長のお話を聞かせていただきました。この病院は先進的な研修医制度を行っていてたくさんの研修医が集まることで有名です。本県においても医師不足解消のための秘策を求め調査にお伺いしました。

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沖縄では先の大戦の後、本土以上の医師不足であり、また米国による統治の時代といった歴史的な背景もあり本土復帰後40年かけて極端な医師不足に対処するため医師を育てることに注力した積み重ねが今日の研修医制度になっていると感じました。

 

宮城院長の話から、

①総合力のある幅広い知識を持つ医師の育成(ゼネラルスペシャリストの育成)

②多数・多種の症例経験が可能

③救急医療研修が研修の核

④グループ診療と自由討論の徹底

⑤屋根瓦方式の指導体制(上級生が下級生を教える仕組み)

⑥診療内容監視と相互評価の実施(お互いに意見を言い合う伝統)

⑦学閥・門閥がない(壁のない各科連携)

といったポイントを聞かせていただきました。

 

これまでの歴史の中で、働きやすい学びやすい環境の整備に力を入れてきた成果が現在の先進的な研修医制度につながっていると感じました。

 

お昼に普天間基地のオスプレイを遠くから望み、四日市に戻りました。帰りの飛行機が遅れ駅西発展会の新年会に遅刻しご迷惑をかけてしまいましたが、基本的に非常に充実した沖縄の三日間でした。

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今日は登庁し会派総会、諸会合の後、選挙区・定数を見直す実質的に第一回の特別委員会が開かれました。この特別委員会は代表者会議とほとんどメンバーが重なって重厚なメンバー構成となっています。これから非常に重たい議論になりそうです。

 

明日は朝から上京と慌ただしい日々が続きます。体が二つ欲しいです。

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