一般質問の中日の今日は、平成23年度最終補正予算案など追加議案の上程がありました。明日から一般質問後半戦ですが、各議員の質疑で様々な論点が明確になってきています。


今日は会派総会で、被災地のガレキの広域処理について勉強会を行うことを決めました。宮城県議会・岩手県議会の議長から本県議会にガレキ処理の協力について強い要請をいただいています。


このガレキの処理なくして被災地の復興は進みません。日本の底力が問われている大きな難題であり、広域的な対応が求められています。一方、放射能の懸念等から受入れについて否定的な意見もたくさん出されているのが現状です。


県内では、知事は中立を主張し、県内市町でガレキの受入れを表明している首長はいません。このことが先日新聞で報道されたこともあり私のもとにも受入れ賛成・反対などのお声をいくつかいただいています。


私達は、会派で勉強会を行い、悩みながら自分なりの答えを見つけようと思います。ぜひ皆様のご意見をお聞かせ下さい。


ちなみに、下記に、細野豪志環境大臣の1月28日のブログからの抜粋を記載致します。


《細野大臣ブログから抜粋》

このガレキの広域処理が進みません。本来は、日本中で鎮魂の祈りと共に処理されるべきものが、拒絶される現実は、あまりにも悲しい。

放射能への懸念を持つ人がいるのは、原発事故を起こした我々の責任です。しかし、私が手にしたカウンターが映し出した0.05マイクロシーベルト/時という数字は、それらが通常に処理できる廃棄物であることを示しています。不安を持たれている人達に、この事実を繰り返し説明し続けるしかありません。

同時に、もう一度、全国の被災地に思いを寄せる皆さんに訴えたいと思います。広域処理に「賛成」の声を上げて下さい。今、我が国の本当の意味での強さと優しさが問われています。

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