本日、第180回通常国会が開会しました。野田総理は施政方針演説で、。「日本再生元年」となるべき本年、国政の重要課題を先送りしてきた「決められない政治」から脱却することを目指すと冒頭語られ、むすびには、全ての国会議員に、志を立てた初心に立ち返ろうではないかと呼びかけました。
困難な課題を先送りしようとする誘惑に負けてはいけない。次の選挙のことだけを考えるのではなく、次の世代のことを考え抜くのが「政治家」です。この国難のただ中に、国家のかじ取りを任された私たちは、「政治改革家」たる使命を果たさなければなりません。 と訴えました。
政治を変えましょう。苦難を乗り越えようとする国民に力を与え、この国の未来を切り拓くために、今こそ「大きな政治」を、「決断する政治」を、共に成し遂げようではありませんか。日本の将来は、私たち政治家の良心にかかっているのです。 と締めました。
すべての国会議員がこの言葉を噛みしめ、地方議員も含むすべての政治家が肝に銘じなければいけないと思います。そして、有権者にも選挙や目先のことではなく、次世代を考えている政治家かどうかを見極める目を望みます。
両方にいい顔をして何もせず敵をつくらない政治家よりも、賛否両論ある課題について、自らの考えを示しビジョンを示し、果敢に決断する政治家を選択する風土、政治文化ができることを期待します。
今晩は、四日市西ライオンズクラブの例会で講演させていただく機会をいただきました。野田総理の施政方針演説にも少し触れながら、気持ちを込めて県政報告をさせていただきました。
我が国にとってこの第180回通常国会は非常に重要な国会になると思います。