今日は、地域主権調査特別委員会の視察で東京に来ています。お盆明けでいろいろと雑務が多く、バタバタと電車に飛び乗ったら、手帳を忘れてきてしまい不便です。


東京では、視察というより、今日明日と地域主権戦略会議のメンバーの方々から現在の動きを聞き取りをしようということで、県東京事務所をお借りしての勉強会です。今日は、東京大学名誉教授の神野直彦先生の講義を聞きました。神野先生のお話は以前にも聞いたことはありますが非常にエネルギッシュな先生です。


地域主権改革への強い思いを感じましたが、今後の改革の方向性がまだ見えて来ていないということで、先生としてはやるだけのことはやったが、後は政治の場でどのように決着されるかということで見守っておられるように感じました。政治の出番です。


地域主権(地方分権)という言葉は、小さな政府を目指す新自由主義的な考え方と、中央と地方の役割分担を明確にし、大きな地方政府を目指すという考え方の二つの流れが共に同じ言葉を使うが、中身は全然違うといった整理は非常に分かりやすかったです。神野先生は後者の立場ですが、私はどちらかというと前者の立場に近い感じで地域主権(地方分権)を捉えていたように思います。


前にもブログに書きましたが、今年、地域主権改革について多くの方の話を聞く機会がありますが、勉強すればするほど奥が深く、難しい課題です。明日もしっかり勉強します。

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