昨日は、三重県議会主催で全国自治体議会改革推進シンポジウムを大阪で開催しました。今回が第6回目ですが、500名以上の自治体議員の方にお集まりいただきました。


このシンポジウムは、第一回を四日市で開催したのをスタートに定期的に、三重県議会から全国の都道府県議会、市町村議会に呼びかけて開催しています。基本的には県内で開催していますが、数年前に東京で開催したこともあります。今回は初めて大阪での開催となりました。


私はブログで三重県議会が全国に先駆けて様々な改革をしていることをご案内していますが、改革の先頭を走る議会として常にこのようなシンポジウムを開催し、全国に情報発信していることは県民の皆さんにぜひ知っていただきたいことです。大阪で三重県議会が主催でシンポジウムを開催したことは意義深いことだと思います。


昨日は、逢坂誠二内閣総理大臣補佐官から「地域主権改革の動向」をテーマに講演をいただいた後、「議会内閣制や今後の議会の役割」をテーマにパネルディスカッションが行われました。橋下徹大阪府知事と我が三谷三重県議会議長の議論は非常に興味深いものでした。


橋下知事については、改めてすごい人だと感じました。いろいろな議論の中で、一貫して発信していたメッセージは、「議会の肝は予算にどう関わるかで、現在の議会は、当事者意識や責任感が薄すぎるため国民から全く評価されていない。今後は議会はチェック機能ではなく、責任感を持って自治体をマネージメントしていくべき」ということでした。


このメッセージが参加者に強烈に突き刺さるくらいの強い発信力でした。


今日は、朝から生活文化環境森林常任委員会の県内調査で、新県立博物館の建設予定地を見ながら、元琵琶湖博物館館長で、本県の新県立博物館建設に顧問として深く関わっていただいている布谷知夫氏のお話を聞きました。

三重県議会議員 稲垣昭義のひとり言-新県立博物館建設予定地
非常に分かりやすく新県立博物館の期待感を語っていただきました。現代博物館は地域の人が自分が暮らす地域について学ぶ場となることであり、人との関わりを重視した博物館像は納得させられます。


博物館は一人の人間の人生を変えるくらいの大きな力を持っているとの言葉が印象的でした。

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