今日は朝から予算決算常任委員会が開かれ終日、各部別の要求状況を聴き取らせていただきました。平成22年度当初予算の一般会計各部要求額は、合計6,913億円で平成21年度予算が6,696億円ですので、217億円増となっています。


今後、県庁内での最終知事査定までのプロセスや、議会での議論などを経て、修正、圧縮がはかられていきます。私は、先の一般質問で、国の事業仕分けで予算の使われ方に県民の関心が出てきていることから、この知事査定までのプロセスを公開してはどうかと提案しましたが出来ないとの回答でした。


今日の予算委員会で、緊急経済対策や、各部の新規事業など様々な説明を受けましたが、今日はその内2点報告致します。


1点目は、政権が交代し、民主党が選挙の際にマニフェストで訴えた高等学校の授業料無償化のための予算が早速、計上されています。県立高校の授業料無償化のため、約46億円、私立高校も同様で約19億円です。また、別途、入学金や教科書の無償化のための予算も上がっています。


来年度から実施される予定で、高校生のいるご家庭では早速、生活の中で政権交代を実感いただくことになるのではと思います。


2点目は県立博物館関係です。新県立博物館整備事業として約27億円が計上され、総額120億円の博物館建設が動き出そうとしています。文化力を県政の柱に据える野呂知事の二期目集大成の予算として文化に力を入れた予算配分になっているように感じます。


例えば、斎宮歴史博物館整備の約4千万円は個人的に理解できますが、活かそう美し国の文化財事業で約1億1千万円や、県立総合文化会館の立体駐車場整備事業約9億6千万円など詳細を確認し精査しなければいけないものもあるように感じます。


平成22年度予算編成に向けての議論が本格化してきました。明日も分科会ですがこれから中身を精査し、しっかり議論させていただきます。

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