昨日は、県立病院改革の公聴会を開催しました。以前にブログに書きましたが、公聴会を開催するには事務手続きに日数を要することから全国の地方議会ではほとんど開催されていません。三重県議会は会期の見直しを行い、会期を大幅に長くしたことから開催手続きに要する日数を確保することが可能になり実施することができるようになりました。


議員の中には、公聴会を簡単に開催すべきではないといった考えの方もみえますが、私は、県政の大きな課題については、県民に意見を述べていただく機会を議会としてつくる必要があり、今後積極的に公聴会を活用すべきと考えます。


昨日は、委員会が選定した公述人として、県立病院改革に反対の立場から米田幸夫氏(前島根県隠岐病院副委員長)賛成の立場から内田淳正氏(三重大学学長)の意見を述べていただき、県民からの公募で賛成・反対・中立のそれぞれの立場で3人が意見を述べていただきました。


県立病院改革については、3月末に新政みえとして県民からの意見募集をさせていただき、現在までに75件のご意見をいただいています。また、執行部も住民説明会やパブコメ募集を行っておりますので、昨日の公聴会でのご意見も含めて今後しっかりとした議論を行わなければいけません。


公聴会傍聴の後、四日市にもどり、県中小企業家同友会主催の講演会にオブザーバー参加させていただきました。ジェトロ海外調査部北米課の桜内政大氏による「オバマ政権発足でどうなる米国の経済・産業・通商」というテーマで非常に知的好奇心を刺激されたいい講演でした。

三重県議会議員 稲垣昭義のひとり言-同友会
米国において、過去の景気後退期には10年後におおばけする企業が誕生していることから今環境の分野を中心にそのような芽がたくさん出てきているといったことなど、米国経済は必ず立ち直る、そして日本も・・・。と感じさせられたあっという間の2時間でした。

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