今年も残す所あとわずかとなり、今年最後の会合が増え、「また来年」とあいさつする機会が増えてきました。今日はテレビの話で恐縮ですが、NHK大河ドラマ篤姫が最終回となりました。私は、NHK大河ドラマは毎年欠かさず見ていますが、今回の篤姫は本当に素晴らしく最高でした。

 

幕末は歴史上最も興味がある時代で、若い志士達が天下国家のため東奔西走した時代であったと思いますが、その時代を女性の目線から見るとまた違った見方ができると感じました。

 

明治維新の英雄、大久保利通と西郷隆盛はあまりにも有名ですが、下級武士であった彼らが薩摩藩の中で力を持ち天下を動かすことができた背後に小松帯刀という若い家老の先見性があったことを知りました。

 

また京都で志半ばで倒れた志士達だけでなく将軍も含め、たくさんの方々が若くして志半ばで倒れた時代であったことの認識を新たにしました。歴史に「たら・れば」はありませんが、あの人がもう少し長く生きていたら時代はどう変わったのかと考えながら見てしまいます。

 

今まであまり興味がなかった徳川家のその後に興味がわき、自分なりに少し調べてみました。天璋院が大事に育て結婚したシーンで終わった16代当主徳川家達は明治23年から貴族院議員を務め大正3年山本権兵衛内閣の後、組閣の大命を受けたが断り徳川内閣は成立しませんでした。昭和8年から貴族院議長を務められ昭和15年にお亡くなりになられました。

 

第17代当主徳川家正は、外交官として活躍された後、家達の後を受け貴族院議員となり、昭和21年に最後の貴族院議長となり昭和38年にお亡くなりになられています。

 

第18代当主は徳川恒孝氏で財団法人徳川記念財団初代理事長などを歴任され現在68歳です。

 

このように見てみると天璋院篤姫の時代は何か最近のように思えてきますし、徳川宗家が脈々と続いていることも新しい感覚で見ることができました。

 

テレビを見ていろいろと新しい発見や興味がわく本当にいいドラマでした。天璋院篤姫のおかげで、幕末を身近に感じ政治家のはしくれとして決意を新たにさせていただきました。

ランキング ←最後まで読んでいただきありがとうございます。人気ブログランキングに参加しています。応援クリックお願いします。